近い未来に笑っていられますように2

47都道府県ツアーでも当たり前になってきた遠征をした。でもまだ一緒に遠征できるようなオタク友達はいなかった。

地元公演では一緒に動いてくれる友達もいたが遠征するほどのファンではなかった。

空港からメンバーが乗っているバスを追いかけたり、会場から出てきたメンバーを追いかけたりもした。(そのお陰で運転がかなりうまくなったww)

 

そんなある日、すばるとFiVeが一緒に活動することになる。

そう「Flat FiVe Flowers」(通称フラフラ)

私の推測にすぎないが、きっとこのバンド活動をきっかけにすばるは自分のやりたいことが明確にわかってきたのだと思う。

この話は実は知っている人もいるだろうが、本当はソロ活動の一環でこのバンドでのCDを出す予定にはなっていたらしい。でもきっと関ジャニ∞としての活動を疎かにしてはいけないということだったのだろう。関ジャニのメンバーもグループよりソロを優先することに少なからず不満があったらしい。本当のところはわからないがすばるのギターからフラフラのステッカーが消えたのが結果だと思う。そしてのちの2010年に関ジャニ∞として初のバンド形式のCD「LIFE~目の前の向こうへ」をリリースすることになる。

フラフラの話に戻るが、preyを披露したときからFiVeもなかなか好きだった(隠れ牧野担だったのは私です。土下座の絵文字)ので嬉しい反面、なんだかモヤモヤ感を覚えた。すばるがFiVeとバンドをすることをFiVe担の人達が良く思っていなかった。

すばるがリードボーカルをすることで間違いなく知名度は上がった。だがFiVe担からすると、知名度はあがってほしいがメンバーが作詞作曲して力也が歌うはずなのに渋谷すばるが歌うことに納得できない。すばる担がFiVeを好きになりライブに押し掛ける。そんな光景がイヤになったのだろう。

こんな事態になり私のように密かに応援していたFiVe担は少なからずいたが、そういう人はこっそりと応援するしかなかった。

でも私のこの性格だ。気になってきたらはまるタイプ。どんどん牧野にのめり込み、掛け持ち状態。オタクの世界で本当は良くないと言われる掛け持ち。それは十分わかっていたので少しの間、掛け持ちを辞めた。

力也担の子を紹介してもらい一緒に動く友達に出会えた。(その子を紹介してくれた子は今でも一緒にコンサートに行ってくれる友達だ)私達2人は完全にイカれてた。いや、私達だけじゃない、あの頃は仲間(昔は身内と言った)みんなイカれてたww

私は途中から仲間に入れてもらった。(というか勝手にそう思っている)そのおかげで人生最大の事件がおきた。結局ジャニーズもアイドルという職業の1人の男でそこら中にいる若者に過ぎないのだ。ヤラカシは批判されても仕方ないが、私達はその行動でアイドルの隠れた部分をプライベートな部分を見たくて仕方なかったのだ。みんなが知らないアイドルの姿を何度もこの瞳で見るうちに感覚がおかしくなってくる。もちろんアイドルは商品ではあるが、ファンの自己欲求を満たすための道具でもない。ただ芸能人というアイドルという立場上、見られるということはついて回る。それを悪用してるようなものだ。だから自分達がしてきたことを正当化するつもりも一切ない。だけど地方ヤラはしょせん地方のヤラカシ。実際は彼らも地方で羽を伸ばしていることも確かで、普段は見ることのできない姿を見ることができるし、彼らもまたそれを見せている。そしてそんな姿に興奮する。

そして口癖は決まってこれだ。

 

「気持ち悪くてごめんなさい」

 

最高しかない。この言葉を牧野に言って大爆笑されたこともあった。コンビニで買い物してるところに入っていって一緒にお買い物をした。使ってる財布や買ってるタバコ、飲み物、同じ物を買って自己満足。本当に気持ち悪いのに、すばるくんは笑ってた。普通に優しくされるから余計辞められない。無限ループだった。

そのうちなんか知らないが地元スタッフにみんな夢中になっててクソ笑ったwwスタッフに夢中になってそっちを追っかけたり、空港でファイターズが来たから見に行ったらメンバー見過ごしたり思い出せばきりがないくらい楽しかった。

正直、ここに書けないようなことばかりたくさんしてきたけど、今ではすっかり落ち着いて、北海道でのコンサートしか入らなくなったし、空港はおろか、ホテルもご飯食べてるところも行かなくなった。

若かったたあの頃、関ジャニ∞には人気になってほしい反面、遠くなる気がして寂しかった。近いところで見れていた彼らが見えなくなるのが怖かった。

同担拒否。身内以外みんな敵。身内の同担拒否。そんな言葉を連ねたブログやリアルをみんな書いてそこから繋がった友達が多くいた。結局オタク性質な人間は辞められないのかもしれない。

 

細かく書きたくても、私の渋谷すばる人生は、関ジャニ∞人生は20年もある。ただその20年という年月でオタクをしたことは今でも私の大切な思い出となって支えとなってるに違いない。

数えきれないほどの遠征と、コンサートに行った。たくさん友達もできたが、今でも付き合いのある人はごくわずかだけど、その友達みんなには感謝してる。語りつくせないほどたくさんの想い出がある。すばるがいたから出会えた大切な友達もいる。遠く離れててもいつでも仲良くしてくれる妹のような友達がいる。毎年一緒にコンサート入ってくれる友達がいる。それは本当に本当に私の宝物だと思う。

 

同じ時代を生きてこられて本当に良かった。この約20年という月日は間違いなく私の青春時代そのもので、私のこの年月はすばるくん無しでは語れないほどだ。私をそこまで夢中にさせてくれた渋谷すばる関ジャニ∞には無限大の敬意を払いたい。君たちがいてくれたから、私の人生とっても楽しかったしたくさん色々なこと経験させてもらったよ。この先6人の関ジャニ∞を見に行くことはもしかしたら無いかもしれない。だけど変わらず応援はしてる。

 

今日から6人の関ジャニ∞

1人の渋谷すばる

 

本当はずっとずっと8人でいてほしかったけど仕方ないことなんだ。

最後の演奏で涙を流した錦戸を見て、この7人最高だと思った。

言葉にすると安っぽくてつまらない表現しかでない自分の語彙力をうらみます。

 

だから、ありったけの愛を込めて。

 

 

すばるくん。

すばるくんにまた逢える日を心待にしながら、私も精一杯生きていきます!

ありがとうございました!

そしてこれからも自分に正直な渋谷すばるでいてください!